SDGs・アクセシビリティセミナー
「放送・通信における情報アクセシビリティの向上」開催のご案内
視覚や聴覚に障害のある人や知的障害のある人、高齢者、外国人などは、音声解説や字幕、手話がないと、テレビ放送などから適切な情報を入手することができません。日本が2014年に批准をした「障害者権利条約」の第30条には、「障害者が、利用しやすい様式を通じて、テレビジョン番組、映画、演劇その他の文化的な活動を享受する機会を有すること」 と明記されています。2016年の「障害者差別解消法」施行、SDGs(持続可能な開発目標)の目標に掲げられたすべての人々における不平等の是正、2020年の 東京オリンピック・パラリンピック開催という社会的要請をふまえ、講師の方々から、障害者の社会参加の現状と課題、IPTVアクセシビリティ関連標準や技術等、国内外の最新動向をお話しいただくとともに、今後の対応等について議論を深めます。
- 日時
- 2019年2月18日(月)13:00~17:00
- 場所
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一般社団法人情報通信技術委員会(TTC) 2階 A・B会議室
東京都港区芝公園1-1-12 芝公園電気ビル - お申込み
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事前登録制。下記登録フォームよりお申し込みください。
※締切:2月15日(金) (但し、定員になり次第募集を締め切ります。)
登録フォームはこちら
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行政報告1
総務省の情報アクセシビリティ支援の取り組み例
三田 一博 総務省 情報流通行政局地上放送課長 -
行政報告2
厚生労働省の情報アクセシビリティ支援の取り組み
村山 太郎 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 企画課 自立支援振興室 室長補佐 -
海外での「アイ・ドラゴン4」を用いた情報保障への期待
(エクアドル、モンゴル)
河村 宏 NPO法人 支援技術開発機構 副理事長
重田 千輝 認定NPO法人 障害者放送通信機構 - 講演1
字幕・音声解説を巡る最近の動向
堤 修一 ブロードメディア・スタジオ株式会社 取締役 - 講演2
ITU-Tにおけるアクセシビリティの議論の最近の動向
山本 秀樹 ITU-T SG16副議長
川森 雅仁 慶應義塾大学特任教授 -
講演&デモ
「アイ・ドラゴン4」
(国際標準H.702:国内標準JT-H702準拠)の可能性
〈聴覚障害者の立場から〉
小椋 武夫 一般財団法人 全日本ろうあ連盟理事
〈視覚障害者の立場から〉
指田 忠司 社会福祉法人 日本盲人福祉委員会常務理事
〈デモサポート〉
中谷 彰宏 株式会社アステム - 講演3
知的障害のある人にわかりやすい放送とは
藤澤 和子 大和大学教授
主催
一般社団法人 情報通信技術委員会(TTC)
定員
参加対象
参加費
その他
お問い合わせ
E-Mail :ohtomo@s.ttc.or.jp
TEL: 03-5776-7794 03- 3432-1551(代)